小倉北区 馬借の きしもと歯科クリニック 院長 岸本 正由貴 です
先日、当院で毎月行っている勉強会での症例発表で
『脱パラ』のすすめ…
という内容の発表をされた先生がいらっしゃいました。
これは造語なのですが、脱!金銀パラジウム合金の意味です。
一般の方にはパラジウムという金属はなじみの薄いものでしょうが、
いわゆる虫歯の治療などで入れる銀歯の材料です。
宮崎先生によると、世界の先進国で虫歯治療においてこの『銀歯』を
多用している国は日本くらいで…
やはり、口の中は天然歯同様の白いものを入れるべき!
ということで、『脱パラ』というわけです。
虫歯治療後の詰め物には、強度や辺縁の密封性など機能的な観点が重要ですが、
やはり見た目が天然歯のように白く美しい‥ということも
患者さんのQOLの向上には大事なことなのだと思ってます。
治療後はご自身で日々歯を磨くことと、定期的なメンテナンスで
再度虫歯にならないように努めましょう。
虫歯を削ったところ
白い詰め物をいれたところ